リコッタが移転したい理由
- Licotta 店主

- 2021年7月15日
- 読了時間: 3分
移転したいからお金欲しいと騒ぎましたが、なぜ移転したいのかをちょっと書きます。
理由の一つ、『もう少し広さが欲しいから』に重点を置いてみます。
なぜ広さがほしいのか。
1.もっと商品を置きたいから。
2.お客様にゆっくりしてもらうスペースがほしいから。
3.棚貸しがしたかったから(していた)。
4.私がゆっくりしたいから…
自分のできる範囲でやるなら、小さい物件でもいいと思っていましたが、
お店をやっているうちに分かることや、見えてなかったものは自然と表れてきました。
1.もっと商品を置きたい
本が置きたいから本屋なので、本をもっと置きたいです。
主軸として自分の好きなジャンル『90年代少女漫画、文学、イラストやデザイン』は事前に決めていました。
他の自分が得意とする分野は、そのうち自然と揃っていくのではないか、と何となく思っていました。
実際わりとそうなってきている気がします。
お店をやっているうちに、好きなものをどんどん思い出してきました。
お寄り頂いた方にも、当店で好きなものを思い出したり見つけたりしていってほしいのが願いです。
自分はまだまだ好きなものが置き切れていないみたいです。
2.ゆっくりしてほしい
テーブルを使えますよ、営業時間外も貸しますよ、というプランを提案していたのですが、ほぼ申込みがありませんでした。
コロナ禍であること含めて需要がないのか、プラン内容が良くないもしくは宣伝が足りなかったかだと思っていました。
最近気づいたのは、当店でゆっくりしている人はゆっくりしていってくれていることです。
腰掛ける場所が2つあります。使ってください。
そこでじっくり本を選んでくれている姿を見ると、幸せな気持ちになります。
で。もしかすると。
以前はテーブルを貸せる広さがあっても、ゆっくり本を選ぼうと思ってもらえるお店ではなかったのかもしれません。
「ここ!使っていいよ!!!」と主張できるスペースをつくれば今なら…いける?どうでしょうか。
本を選んで頂く場所にしろ、有料でスペースを使っていただくにしろ、そういう場を作るのは「やりたかったこと」です。
椅子、ぜひ使ってください。
3.棚貸し
開店当時にやっていたことを知る人はほとんどいないかもしれません。
借主には、当店とは違う個性的な本を並べてもらい、小さいながらもお店を持つ楽しみを知ってもらうこと。
こちらとしては店内の本が充実するし、見ていくお客様にも楽しんでもらえれば、と思っていました。
実際は、知り合いに声をかけて2つ埋まったものの、それだけになってしまいました。
これも今はお貸しできるスペースがなくなってしまい、難しいです。
移転先での必須事項ではありませんが、物件によっては何かしらの形で再チャレンジしてみたいです。
4.私がゆっくりしたいから
これはお客様関係なく、狭さ以前に間取りの問題なので、もしこれを読んでいる方で物件探している方は「広さより間取り」と覚えて帰ってください。
こんな感じです。


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